2015年4月2日木曜日

書籍『ピクサー流 創造のちから』『ジョナサン・アイブ』など。

 各界でずいぶんと話題の2冊。『ピクサー流 …』は興味深い本だった。
いかにして新興IT企業として生き残るか?の答えとも言えるかもしれない。
また『ジョナサン・アイブ』しかり。

 結局、いかにして「祭り」を執り行うかに尽きるのではないか?というのが最近の自分の結論になりつつあって、「祭り」のためには入念な準備と速さと適切なタイミングと……という話かと。
結局、それをマズると例えば太平洋戦争のような気まずい「祭り」になってしまうのじゃないか。
アップルの新製品発表なんてあれ「祭り」だよな。
 じゃぁ、IBMとかどうなってんだよ?と言われるとよくわからないのが正直なんだけど。

で、まずそれがあってピクサーの「ブレイントラスト」とか「失敗を歓迎せよ」という各論に入っていくのだろう。

『ジョナサン・アイブ』では、ジョブズ復帰前後のアップルの様子がなかなか生々しく(?)描かれていてアップルが復活したのはジョブズだけの、またはアイブだけの功績でなく様々な人々の錯綜や努力があって、成ったというのがわかる。しかし、でもジョブズがいなかったらやっぱりアップルはダメだったろう、と。人間というのはどうしても「リーダーシップ」を欲してしまうのだろう。

あと『ジョナサン・アイブ』に書かれていることで、「ほぉ」と思ったことが実は「ダサいプロダクト」は常に「エンジニア」が引き起こす…らしいのだ。
自分も一時ゲーム業界にいたことがあるのだが、ちょっと思い当たる。
その「エンジニア」の不満を封じ込めて「無理」を通したプロダクトが「iMac」であると。
デザイナーが考えた製品の「ストーリー」を実現するためにエンジニアリングがあると。

ちなみに「エンジニア」がダメと言ってるのではなく、これはたとえば自分が担当していたグラフィックに関しても言える。
ダサいグラフィックで押し通そうといするグラフィッカーに対して企画が「無理」を通して良いグラフィックができる、とも言える。
要するに「一人」ではダメなのだということなのじゃないか、とも言えるし厳格なリーダーシップが必要とも言えるということか。

技術力は間違いなくあって、かなり「良い物」を作ってるが「ダサいプロダクト」のいい例がGoogleのアンドロイドOSとかトヨタの車だろう。確かに良い物だが、ダサい、きわめてダサい。
特にトヨタ。テスラSと比較して、クラウンのダサさは一体どうしたことかと思う。
Googleもいろいろ出来るけど、結局一貫した思想のようなものが無いから便利ではあるけど使いにくかったりする。が技術が突出してるから、そこから離れられないサービスが多いといったところか。トヨタの「壊れないから、燃費がいいから」みたいな感じかと。

で、今Googleはいろんなプロジェクトを行っているがロボット開発に関しては結局「決めの一手」となる商品は作れないのじゃないか。
東大ベンチャー「シャフト」を買収したりしたものの、それらしいものは作ってはくるしすごい技術力だが「これだ、これが欲しかったんだ!」とユーザーに言わせるものはできないのじゃないか?

それはエンジニアばかりでデザイナーの不在が引き起こす事態なのじゃないかと思う。
自動運転技術開発をないがしろにして一生懸命、水素革命にいそしむトヨタは間違いなく技術先行にすぎるし、ユーザーのストーリーを無視したプロダクトで、Googleやその他欧米が手を付けて「ファン・トゥ・ドライブの精神にそむくので気が向かないが」などと言いながら手を付けているこの極めてダサい現状。ソフトウェアが世界を変えることに気づけない「お年寄り」たちのせいで、なにもかもが出遅れていくような気がしてならない。

話は戻るが、いまホビーロボットが全盛…のようだ。
ネットを徘徊していると各所でホビーロボの発売の話題で満載だ。
これを見ていると「iPod」出現前のMP3プレイヤー市場を思い出す。
あれこれといろんな製品が出てくるがどれも決定打になりえなかったあの頃。
自分も曲をたくさん入れて車でいかにして聞くかずいぶん腐心したものだ。

いずれどこかが「決定打」を出してくるだろう。
それがどこか今楽しみにしてはいるのだが、まぁ、当面出てこないかもな、とも思っている。
ある程度の青写真みたいなものは自分の頭のなかにあるが、別にいまの現状ただのフリーターなので(いい年して)影響を与えることはできないだろう。


2014年11月20日木曜日

近況

英語学習はかれこれ英文解釈の本を2冊ほど読破したところ。
どれも結局は法則の積み重ねで、なかなかにしんどかった。
しかし、伊藤和夫の『英文解釈教室』は理解できたとはいえないが、
読破したことで、なんとなく解釈のノリみたいなのは身についた感じがする。
これをもっと推し進めたいのだが、どうもそういうわけにもいかない。

問題の経済的状況だが、どうも泣きっ面に蜂状態がいくつか続いている。
本業のPCサポートがいくつかの店の閉店によって激減してしまった。
そもそもはWindows8の売れ行きが悪いのが原因だが、消費税アップ後の
消費萎縮でやられてしまったらしい。
バイトなどをやったりはしているが、本格的な収入に繋がらないしで、
いよいよ厳しい状態に突入しそうだ。
とはいえ、今のところWindows10の発売によるパソコン売れ行きアップを期待するだけしか方策がない。参った。

いま、仕事を探していてちょっと困るな…と思うのが、どうにも一人の人員に対して過剰な労働力を期待する会社の体質だ。
まぁ、仕事があるだけマシなんだろうけど、人それぞれ事情があるのだから…とも思う。

で、3DCG、英語、プログラミングとこの3本の柱で自己研鑚(笑)をしてきたのだが、どれも中途半端な状態。

3DCGは来るべき3Dプリントに備えてのことだし、そもそも自分の場合はZ-Brushで造形美の
追求をしようというわけではない(したいけど)ので取り急ぎ、諦めた。
必要に応じてメタセコイアで鋳造用のワックスパターンが作れればそれでいいということにしておく。本当に英語だけは学校に行ってでも、なんとかしたいところだが洋書を読むなどして日常の生活に繰り込んで行くしかないというところか。

で、問題はプログラミングだ。これだけはなんとかしたいところ。
故あって、簡単なフィルタリングのプログラムを作る目的があるのだが、ここのところ英語の勉強ばかりルーチン化してしまったので、まったく手付かずになってしまっている。
CSVからデータを取り出して二次元配列にして、条件に合うデータを引っ張りだすだけ、というものなのだが(競馬ソフトじゃないよ 笑)。

素体プロジェクトは環境を整えないと、かなり難しいような気がする。
自宅でできることは、ノートと教科書をひろげて、勉強することぐらいだ。
何かうまい手を探しているのだが…。

2014年10月25日土曜日

近況など。

自分のブログを読み直してみたが、身の程知らずな世間評を書いてて呆れたが、
間違ってはいないよな、と。
愚痴ばっかり言ってもしょうがないので、現在の抱える問題など考えてみよう。
何しろ金が無い。
特にホームレスになりそうには無いが、まるで生きていくことができるだけ、という状態。
英語の勉強だけは継続できているが、その他の件はまったく事態が動かずで困り果てる。
英語学習は結局、英文解釈をある程度理解しないと、ということで参考書を何冊か読んでいるところ。なんとなく文の追っかけ方は、わかってきたが、こういう意味!とはっきりわかるところまではいかないようだ。
 「和訳をやめて英語で考える」と言われるが日常的に英語に触れる機会が無い世界にいるので、やっぱり、この方法で英文解釈できるようににじり寄るしか無いと思う。

その他、プログラミングやCG、素体計画に至っては完全な頓挫状態。
やっとこ、英語学習を10p/dayやるのがせいぜいだ。

CGはもともと、3Dプリンティングのためというのがあるのだが、いずれにしてもあれこれアプローチするのにお金が何かとかかる。鋳造環境の準備もままならず。
なんとか環境を整えたいのだが、自宅ではどうにも難しい。
やはり、環境が欲しい。
この一言につきる。
日銭を稼ぐために、無駄な仕事などしてるヒマなど無いのに。
悔しいといったらない。
今年は前半は体調不良で、後半は近隣トラブル、経済面で悩んでるうちに終わりそうだ。
実に悔しい。

2014年8月16日土曜日

沈む舟にのっていればやはり自分も沈むのかもしれない。

 大石哲之氏という、ツイッターの発言でちょっと注目してる人がいる。
詳しいことはわからないが経済に明るく、なるほどと思う発言が多い。
その人によれば日本が再び「力」を取り戻すのは2030年あたりなのじゃないか、古い人達が死んで人材が入れ替わらないとムリなのじゃないかと言っていた。つまり財政破綻もしくは戦争等の大きなカタストロフがあって、それから後に良くなるのだという。
自分は底辺層の人間なので、しかとはわからないが確かにその通りかもしれないと思う。今の日本はまるで人を見張って、失敗して転ぶのを喜んで見ているような世相だ。価値を創出しようとしてもどこからか誰かが足を引っ張り、たちまちのうちに「芽」が消えてしまう。

 現在、近所に住む精神障害者をめぐって「人権」だの「個人情報保護」だの二言目にはそんな単語を聞かされる毎日で、こんなことに足を取られていたら何も出来ないじゃないかと憤る事が多い。
あまりに「弱者」気を取られすぎなのじゃないか、と思う。
これではまるで100mを9秒で走ることのできる人間が車いすを押すためにトラックでのろのろ歩いてるようなものだ。

 確かにアメリカの貧富の差は深刻だと思うが日本みたいにみんな一斉に貧しくなっていってはどうしようもないだろう。
今だとベトナムあたりに行けば、安い物価でなかなかの暮らしができるのだという。
経済も上向きで人々の気持ちも明るいらしく、そっちに行けたらどんなにかいいだろうと夢想する。
無論不自由なことも多いだろうが。
とはいえ、親の面倒もあるし、猫もいる。猫は連れていけるかもしれないが、年老いた親はさすがにムリだろう。

 無論、諦めているわけではないがみんなで溺れていく舟に乗っていて自分だけなんとか助かろうというはさすがに難しそうだとちょっと暗澹としてきたところだ。

 それにしても近隣の精神障害者の23歳の女性だが、考えてもみればなんとも哀れだ。
幻聴にとらわれて、ひたすら向かいの家に向かってあらぬ罵詈雑言を繰り返す姿は滑稽を通り越してナショナリズムに脳を侵された日本人のようだ。こんな人間が出来ることは、ひたすら周囲の人間に迷惑をかけ続けることだけという。人権も結構だが、治療するなり、することをしてから主張してもらいたいと思う。

2014年8月9日土曜日

すっきりした。その他、近況。

 先ほどTwitterを眺めてて読んだ>竹内健という人のブログ。要するに頭悪い年寄りによって日本がダメになったと。まったくの同意。中島聡氏も「価値の創出」を怠ってきた結果という。

 かれこれ20年以上前からバカなりに「何か新しいモノを創りだしてやろう」と思って挫折してきた自分としては(非力だったが)「やっぱりな」と苦笑せざるを得ない。
前述のブログで竹内氏は「盛り上がるシリコンバレーにいると日本でなにかやっているのがバカバカしくなる」と書いている。日本にいると本当に何もかもが意気消沈していくような。他人の足を引っ張り合っているような、そんな雰囲気しか感じない。
世代が変わらないともうムリなのかも。
が、その世代が少子化でいるのかいないのか。
新しく移民政策で入ってくる人たちが起こすイノベーションに期待するしかないか。

 さて愚痴はおいといて近況だが。ようやく申告が終わってすっきりした。
無論期限が過ぎてしまったので、65万円控除が無いとか延滞金が発生などいろいろあるが、終われば良しだ。とにかく手をつけるのもイヤだったのだ。それを考えれば7,8万円の出費など別になんということはない。
 案外に大変だった。正直、自分のやってる商売だけの収入であればよっぽど簡単だったのだが、ちょっと他の件が混ざって面倒になってしまったのだが、青色申告会に入会してたのでほぼ面倒なところは片付けてもらったのが実際だ。
が、要領はわかったし、来年は気軽に終われると思う。青色申告会サマサマだ。年間2万円弱の会費であれだけやってくれるのだからありがたいかもな。とはいえ税務署の派生団体みたいなものだから素直に喜んでる場合じゃないのだろうけど。民商などの選択肢もあったのだろうが、それもおいおいだな。
 
 しかし、青色申告会は指導員に若い女性を使う…しかもちょっとチャラいの、あれやめてもらえないかな。極普通に話のできる人間にして欲しいのだが。別に無能とか有能とかではなく、ああいう女性はどこがコミュニケーションの境界線なのかがわからなくて話していて疲れるのだ。

 で……だ。
はやりのゲームではないが「進捗」がまったく見られなくて困っているのが現状。
どう打開していいのかさえ思い浮かばない。おまけにそろそろ金策を考えなければという状態なので余計に考えがまわらない。
 こういった作戦を取っていくしか無いのかという気もする。
「もはや計画は不要になった」 MITメディアラボ・伊藤穰一氏が語る、"インターネット後の世界"と"新しい原理" | ログミー[o_O]
ただ、この方法だと儲けが出すことが難しいのじゃないか、また利益配分とか……などと、考えてしまうのも確か。
 だが、今の自分の非力さではこの方法をとらざるを得ないのかとも。
発信場所はDeviantArtとかでやっていくのがいいのかもしれない。
今の日本では「何かを提案」することが大変なリスクのような気がしてならない。

2014年8月6日水曜日

英語試験おわる。

 8月に入っていよいよ暑い日々がやってきてうんざりするが、夏が終わる時の一抹の寂しさはなんだろう?と思ったり。
 で、先日、放送大学の英語科目4科目の試験を終えた。出来はさすがに講義を何回も聴いた『英語の軌跡をたどる旅』の出来は上々だったが、単純に文の内容を覚えてるというだけで英語の勉強になってるかといえば???な感じ。
基礎科目の文法、発音の試験はほとんど学習しなかったのだが意外に難しくて冷や汗をかいた。
が、これが出来たから英語ができるかどうか?は疑問かと。
 英語の記事などを「見て」いると知らない単語がたくさんあって、うむむと唸ってしまうし、やっぱり難しい。もっと英文を読んだり聴いたりすることに時間をかけないといけないのだろうけど、そうとなるとやっぱり「現地」に行かないと、ということか。英語堪能のメンターたちはやっぱりなんだかんだ言ってて本場に行ってるもんなぁ。
現実問題、年齢のこともあるし親の面倒やらで東南アジアですら行くのも難しい。
ま、そうは言ってても始まらないので、日々できることをできるようにやっていくしかないだろう。

 経済的な問題も出てきたので、結局歯科技工の資格を活かした仕事をするしかないか…などと思い始めているところであるが、今回は別に技工を学ぶつもりもないし滅私奉公するつもりもない。ドライな態度で求職するつもりなので、そうなると仕事があるかどうか…笑。

 で、どうも試験が終わったせいか気が緩んかして何かとはかばかしくない。
経済的な不安もあるので、何かをやろうという気も失せる。
なるほど、貧乏していると何にも投資できずに貧困のスパイラルが続くとはよく言ったものだ。

となりに住む、精神病患者の問題もあったりで、どうにもね。

2014年7月26日土曜日

英語学習について。

 相変わらず隣アパートの統合失調症患者に悩まされる日々。病人、本人よりもこれによって周囲のいろんな反応が本来の人間性を顕してくるのが興味深い。病人の両親、大家、不動産など。
誰もが面倒事を避けたくてしょうがないのが見えてくる。
 よく爆撃を受けて逃れて生き残った人々が周囲の人たちを助けられずに見捨てて来たことに罪悪感を抱くという話を聞くが、災いありて人間性見える…というようなことが起きてるのが面白くもある。

 さて英語学習を始めてかれこれ1年弱。密度は甚だ薄いが、それでも毎日勉強するようになった。最初は放送大学の週2回の講義の時間だけ。それを復習するようになってだんだん勉強のくせがついてきた感じ。
 学習効果としては、以前に比べると英文を読むことにかなり抵抗はなくなったものの、ちょっとした長文になるとくじける。
例えばこれだ。
All of them knew it and yet behind the obedient honeycoloured Latinate walls of Oxford coleeges,the medieval equivalent of the subversive samizdat press which bypassed Stalin's controls in Russia was organaised,and effectively.
などとやられるとたちまちに迷子になってしまい続く文章に身が入らなくなる。
文章を読むコツについてはわからなくても読み進めてしまい、全体でなんとなく理解するというのがあるし、言われてみれば日本語でもすべての単語の意味がわかってるわけでもないし、主語と述語を間違いなく把握してるわけでもない。
洋書案内の傑作『洋書ベスト500』でも同じことが書いてある。
ところが聞いてみるのとやってみるのとじゃ大きく違って、これがなかなか。
読み下せなかった文章はいつまでも心にひっかかり、先の文章を読み続けても上の空になってしまうという。
 で、対処としてはやはり最初から文章だけの本を読むのは難しいのであって子供が文を読めるように絵本から始めて、徐々に長文に慣らしていくものなのだそうだ。
で、実践してみて子供向けの絵本をちょっと読んでみたら確かに内容はわかる(あたりまえか)が、さすがに大人としては読んでてつらいものがある。
で、 ふと思ってずいぶん昔に一生懸命集めていた海外のビジュアルノベルを読んでみたらこれが割りといけるのを発見した。内容は大人向け(色んな意味で 笑)だし、文意を見失ってもそこは漫画なので、なんとなくわかる、という仕組み。

 ここからまた根本的な問題なのだが、実は英語の勉強をしている場合でないのも確かで、モデリングはやってないしプログラミングの勉強もおろそかになっている。
えてしてそれた脇道が楽しいのは人生の常なのだが、このままではただの勉強好きのおじさんになってしまう。
なんとか軌道修正をしないことにはと思うものの。

で、一応英語学習は本夏の放送大学の試験終了を期に一旦終了してあとは洋書などを読むことに限定していこうと思っている。その分をプログラミングと素体づくりに傾けていかなければ。
いや、プログラミングの勉強自体も止めておくべきなのかもしれない。
こういったところに迷いがあるのが、一人で考え一人でやっていくところの辛いところか。
かと言って誰かに助言してもらいたいわけでもないし。
迷っている間にいつの間に年齢を重ねてどうにもならなくなっている、という公算が大か。
みじめではあるが。

2014年7月20日日曜日

仕事の環境について。

はて、日々といえば、金ばかりが飛んでいきさすがに冷や汗が出始めたところ。
また日銭を稼ぐような事をしなければならないと思うと情けない気もするが、ま、慌てないでいこう。
なにしろ、ちょっと用事がたてこんであちこち回ると途端に疲弊する。
これなんだろうなぁ。これをおして動いてるとおそらくガンとかになるような気がしてならない。

それと隣家に統合失調症の患者が発生してそれの対処にもまわる。
あれやこれやと。23歳の若い女性だが、当人の親が高齢でさっぱり動かない。
困ったものだ。
関係機関には働きかけているし打つ手はうったのだが、どう収束していくのやら。

ふと昔の事を考えていて「働く環境」ってかなり大事だなぁ、と思った次第。
松井博氏の『僕がアップルで学んだ事』にあったのだが、言われてみればなるほど……という。
自分が働いてて、割りと長続きしたりある程度、形になったことって環境が割りと良かったのだよな。無論、良くてもよっぽど仕事の内容が合わない、ということもあったんだけど。

条件としてはいくつかあって
ひとつは面積だろうか。広いフロアに関係者が全員存在すること。
天井が高くある程度見晴らしがいいのも重要じゃないだろうか。
これが一軒家だったりマンションを借りていたり、ただ単純に狭かったりするとどうもいけない。
人が分断されることによって意思疎通が立ち行かなくなって、自分が何をやってるかわからなくなる。

あとデスクまわりかなぁ。
プライバシーはほどほど…だろう。立てば隣の人と話せるぐらいがいいんじゃないか。
建物は古い場合は歴史が積み重なってる感じのする建物ならいいが、単純に半端に古くて汚いだとNGだろう。
建物は新しいに越したことはないというところか。

窓に関しては外の気候を感じられるようなのがいいのじゃないか。
外の天気のわからないような部屋はいやかなぁ。

いずれにせよ、お金がかかるのは確か。
こういうところ、公的機関はもっと配慮してくれてもいいんじゃないかと思うんだが、不動産屋ばかりが儲かってどうする?という。

2014年6月25日水曜日

英語学習や受動歩行、日々のあれこれ。

 前項の家庭用ロボの外見で「スチュワーデス」ってのもありかと思ったんだけど、意外にそうでもなかった。
ちょっと違う感じ。やっぱりモーターショーやゲームショーのコンパニオンのような未来を感じるデザインがマッチするんじゃないかなぁ。無論バリエーションは多々あるとは思うけど。

英語学習だが、いわゆる「使える」状態までには3000時間を要するという。1日10時間で1年。5時間で2年、2.5時間で3年(まぁ、ざっくりだが)。正直どうやって英語に触れていたらいいのか、スカイプでフィリピン英会話がベストなような気もするけど必要性にかけると進まないよなぁ。
やはり当初の目的どおり洋書を地道に読むのがいいのだろうか。やはり何事も環境であると思う。

プログラミングの勉強もプロダクトにつなげるのは難しそうだし、マックを買ってアプリの開発とかしてみたらどうか、などと思うが投資ばかりしても、と迷うばかり。

よくある設問の1年の命だとしたら、やはり素体プロジェクトをすすめるのだと思う。
あれこれ手を出して、何も完成しないのじゃちょっとつらいかもなぁ。
そうでなくとも環境があまり良くないし。

さて先日、受動歩行についての記事を読んだのだが、かなりエキサイティングな内容だった。
人間の歩きは「ほぼ力が入らない」で動いているという。
腰を前に落下されるにつれて足が前に動いていって最終的に「一歩」が踏み出される。
そのさい、ほとんど筋肉の収縮はおこらず関節はフリーの状態であるという。
この動きを再現するにはやはりモーターではムリで人工筋肉の開発が急がれる。
というか、全てに優先させるべきかと。

果たしてGoogleのロボがどう出るか、楽しみではある。


2014年6月22日日曜日

ロボットに求められる外見

先日のソフトバンクのロボ発表は大変な労作だし好感を持ったのだけど
大概の人が「これじゃない」と思ったと思う。
おそらく求められてるのは下記のような画像かと。

モーターショー コンパニオンの検索

無論、フェミニン系からはブーイングだし、女性のセックスオブジェクト化がどうのと言われるのは確かだと思うが、じゃぁ、モーターショーのコンパニオン達はどうしてこういうものが求められるのか?
ということだと思う。やはり洗練された女性の偶像は人々、特に男性は求めているし、アンドロイドだかロボットを求めているのもこれまた男性なのだ。
おそらく近日中にグーグルやらどこやらから人型ロボのプレゼンテーションがあるとは思うが、こういった女性の偶像の究極形が出てきた時点で勝負が決まるような気がする。
 いや、もしかしたら永遠に出てこないまま洗練されないロビタのようなロボット、もしくはマイクロソフトのOSのようなさえないロボットが売られ続け、なんの喜びもなく使われ続けるのかもしれない。

 さて、近況にうつる。
体調はあれやこれや医者にかかったところ、どうやら落ち着いてきたような。
興奮すると頭がふらっとするのは、脈拍が早く血液が充分に脳にいってないせいではないかとの疑い。

そして例の計画だが完全に頓挫している。
どうも、あまりにも高い山に登ろうとしているような気分になってきた。
やはり、作業する場所が欲しい。

英語とプログラミングはとつとつと進めてはいるが、なにかプロダクトとして完成しそうな、大きな進展が見えたような感じはさっぱりない。独力だと集中する時間が作りにくい。30分メソッドは有効だが、何事も形になって「なにか」が見えてこないと継続も辛い。

2014年6月7日土曜日

体調不良続く、30分メソッド(笑)など。

 前回のポストが5月11日か。思うことはいろいろあれど体調復旧しないのが辛い。
どうもどこかに大きな故障があるのじゃないかと思っているのだがCT(脳)も異常なし、血液検査が2つ結果待ちだがこれといって何かありそうな雰囲気ではない。
目の不調は左目の角膜に傷がついてるとかでここのところの目の違和感はこれだったか、という具合だが、右膝関節の痛みだとか続く脱力感など。
 あと10年ほどは健康でいたいのだが、果たして大丈夫なのかどうか。

 それはともかく事は進めなければならないので英語、プログラム、3DCGの勉強だけはしている。
家にいると中々とりかかりにくいのだが、あれこれ考えたのが30分タイマーをかけてその時間だけは他の事をしない…という方法。
これは割りと効果があって、コツはさっさとタイマーをスタートさせてしまうこと。
そうしないと「コーヒーを入れてから」とか「トイレに行ってから」とか「ネットであれをチェックしてから」などと無限に引き伸ばす理由が出来てしまう。スタートをしてしまえば「勉強」をするしかないのだから。とはいえこんなことをしていられるのも健康であればこそ、なのでどうにか体調復旧させたいところではあるのだが。

 最近読んでる本で興味深いのがジョン・スカリー著『スカリー』だ。
1987年の本でジョブズがアップルをやめるときのアップルが詳細にかかれており、しかも今のジョブズの成功ありきの視点ではなく、ジョブズが完全なる邪魔者として描写されてるところがミソ。
マックの売上が落ちて会社が危機的状況にある状況下では致し方ないことだったがなんにせよハードな状況だったらしい。
 この時期はアップルⅡグループを率いてたウォズもかなり熱かったようでスカリーに冷遇されるアップルⅡグループでだいぶ怒っていたらしい。
いまでは完全なる好々爺のごとき様だが中々に信じられないものがある。
またこの1985年という時期はパーソナル・コンピューターに一体何をさせたらいいのか一般人としてはわからない…ということもネックだったようだ。
これは興味深い現象で今のパーソナル・ロボットにもあてはまる事態ではなかろうかと思っている。
先日のソフトバンクロボットもかなり頑張っているが、まだまだ先が見えてこない。
おそらく当時アップルにいたジャン=ルイ・ガセーが言うように「セクシーさ」が足りないと思う。
今のロボット開発に携わる人達にはそれは理解できない概念だろうな。きっと。

さて、こうブログを書いていてもどうも目がつらいような感じがある。まいったな。


2014年5月11日日曜日

【近況】体調不良と好景気と人手不足か。

 3月4月の多忙と腹筋やらスクワットをさぼっていたせいか、すっかり腰痛や右膝関節痛などがきてしまった。おまけに腸の具合よろしくなく断続的な便意や寒気。水便などあり。風邪?なのかもしれない。やれやれ。

 結局、英語の勉強だけはなんとか続いているという情けのない状態。
放送大学の英文読解と英文法、発音、の授業をとっているので週3日はなんらかの形で英語に触れており、英文読解は講義の時間(ってもネット講義)までに読み込んでおくという作業がある。おかげで英文読解はだいぶマシになってきたと思う。とはいえ長文になるとやっぱり怪しいが。
 どうもあれこれ、英語学習の話を聞いていると最初は絵本などの簡単な文章から、となるらしいけど、これがどうもしんどい。やってて馬鹿馬鹿しくなってしまうというか。が、放送大学の『英語圏の言語と文化』と『英語の軌跡をたどる旅』の講義はとりあげる文章が素晴らしく授業についていけなくても面白くて興味がつきなかった。井口篤という先生が作っているらしいのだが、この人は話も面白く相当に頭がいいと思った。

 で、もう一方の自分プロジェクトだが、これがさっぱり。
あれこれ考えはめぐるものの、手元にそれを実現する環境が揃っていないので1ミリたりとも進めることができないのだ。どこか技工所にでも場所が借りれればいいのだが、どうも目立つ性分らしくて人に気を使ってしまって本文がおろそかになるので、難しいだろう。何か良い手はないものか。などと悠長なことを言ってる場合でもない。そうこうしているうちに今年も半分が過ぎようとしているのdだ。

 新聞を読んでいると世間は好景気なのだそうで、不動産バブルやアメリカもITバブル2.0などということらしい。はじけると困るけど景気がいいのは良いことで、なんとかこのチャンスにひとつ形にしたいところだなぁ。

 あと人手不足だそうだ。牛丼屋など店が開けられないという。
牛丼屋にかぎらず、会社で働いてる人間は「人を使う」ということがわかっているのかどうか。
先年、会社訪問のまね事を何件かしたけど、わかってなさそうな人がゴロゴロしており、ちょっとね、という感じであった。
 たまたま先に「その仕事」をやってて覚えてるだけなのに、なにやら万能感にひたってる人間が多すぎる。こう書いてて気分がたちまち「しらけて」きたので、この話はやめておこう。

とりあえず今の問題は、
「環境」
というところか。
解決策は
1,自宅で整える、問題:細かい障害(設備投資など)が多い
2,どこか別の場所で問題:金がない、周囲の人々のノイズを除去できるか?


2014年4月27日日曜日

手描きが終焉したと思うこと。

 先日見た『アナと雪の女王』にはずいぶん感心したのだけど、もう手描きの漫画、アニメその他なんでもいいけど「お手軽」な手法に新味は残されてないと思った。
前回にも同じ事を描いたのだが、世界はデジタルという手法で新しい世界を切り開ききっており、そこで「昔ながらの」「伝統」の手法などを使ってても誰も見向きもしないだろうし、価値も生まれないだろう。無論、意味が無いとは思わないし作品として「ある」のは確かだし、もしかしたら後年「再発見」されることもあるとは思うが現世ではまず報われないであろうと思う。

 『アナと雪の女王』のキャラクターでは手書きでは追いつけない繊細な表現と力強さ、説得力が完全に備わっていてなおかつCGならではの氷や雪の美しい表現も加味されている。

 日本のアニメ業界も早く追いつかないと出遅れるばかりだろう。
とはいえ、相変わらず内向きの年寄りオタク向けコンテンツばかりがもてはやされる昨今、なにができるのかわからないけど。
 いわゆるオタク向けごたまぜイベントがやっているが内向き甚だしく、その代わりやたらと世界にむかっては攻撃的になってきている。具体的には書かないけど。
いまに精神的「爆縮」を起こしてしまうのじゃないかと。どんな形になるかわからないが。

 さて英語学習だが、やはり長文になると文意が掴めないことおびただしい。
さすがに途方に暮れなくもないのだが、やめるわけにもいかないのでなんとか続けたいと思っている。

 そして例の計画だが仕事が忙しいのもあいまってまったくの進捗ゼロだ。
時間配分の問題もあるが(英語学習ばかりに気がいってしまう)。

2014年4月22日火曜日

早いもので4月も下旬か。

 昨日『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』を見に行った。結論は見なくてもよかったような内容だった。演出ががんばっていたが、いかんせん話にエンジンがかからないまま。
しかし、アクションは見応えがあり、スカーレット・ヨハンソンの出だしの立ち回りにもグッとくるものがあった。女性というのはそこにいるだけで場が華やぐ。ただ「女」というだけで資源でありうることが、いまの女性の立場を難しくしているのだろう。自分の手にはあまる話なのでそれはここまで。

 消費税アップにもかかわらず人々の消費意欲は衰えることなく、まぁ、いいことなのだろうが、忙しいのが終わらなくてかなわない。早いところ申告をやっつけたいのだがタイミングが見えない。
65万円の控除どころではない、延滞金がかかってしまう。が、ただでさえ会計なんぞつまらないのに、申告会の担当の若い女性が大変にそりが合わないので余計に足が遠のくのだ。
文句を言うべきか、黙っているべきか……。

 関係の無い話なのだが最近はツイッターで作家の名前をつぶやいたりすると、エゴサーチで見つけてリプライを返してくれる作家さんが2人ほどいた。嬉しいけど、特にこちらは対話するほどの人間じゃないのでおそれ多くて返信もできないし、相手にとっても得るところはないだろう。
あくまでもこちらはお客さんなのだから、まじめに取り合っても仕方がないんじゃないかなぁ、とか。

 さて、進捗だが、困ったことにまったく、ゼロだ。
鋳造環境を整えようと思っていたがハードルが高いのでちょっと諦めかけている。
レジンでなんとかしたものか…。などと考えているのだが。
結局、レジンだと歪みが問題で、寸法精度のいい加熱レジンも今度は原型をワックスにしないといけないとかで中々考えがまとまらない。
どうしたものか。

 さて、あともう少ししたら時間に余裕ができると信じたいところだ。
それまでの辛抱というところか。


2014年4月12日土曜日

どうにもいけない。

 4月に入って暇になるかと思いきや、駆け込み需要の後は、後出し需要とでもいうのか、相変わらず忙しい。
 ところで放送大学で英語科目を勉強しているが、毎週かならず授業(放送だけど)があるのでわかろうがわかるまいが単元が進んでいく。
これが割りとありがたくて、事が運んでいってる気がする。試験で合格点に達するかどうかはともかく。いずれにせよ、単純な法則を学ぶよりも長文読解のほうが面白い勉強しがいがある。
NHK教育のバカバカしい英会話なんぞやってられるかというところ。
放送大学の英語科目のレベルを高めに設定した人の慧眼に恐れ入る。
とはいえ、なかなか英文読解はわかったようでいて訳文の正解を見ると案外わかっていなくて驚く。
いずれ英語に慣れることでしょう。アメリカ人はだれだって話してるんだから。

 それはともかく「計画」がすすまない。
理由は明らかで、
「設計→3Dプリント→鋳造」
という一連の工程、特に「鋳造」の工程が完成しないからだ。
実に困った。設備投資すればいいだけの話なのだが、なかなか一歩が踏み出せない。

無論、その工程が終わったあとにも未解決の問題が山積している。
思いつくだけでも
1,別部分の関節の構造
2,軟質素材について
3,軟質素材の強度
4,硬質部との結合
などなど。

本当に生きているうちに考えていることが実現できるのか気が遠くなる。