2014年7月26日土曜日

英語学習について。

 相変わらず隣アパートの統合失調症患者に悩まされる日々。病人、本人よりもこれによって周囲のいろんな反応が本来の人間性を顕してくるのが興味深い。病人の両親、大家、不動産など。
誰もが面倒事を避けたくてしょうがないのが見えてくる。
 よく爆撃を受けて逃れて生き残った人々が周囲の人たちを助けられずに見捨てて来たことに罪悪感を抱くという話を聞くが、災いありて人間性見える…というようなことが起きてるのが面白くもある。

 さて英語学習を始めてかれこれ1年弱。密度は甚だ薄いが、それでも毎日勉強するようになった。最初は放送大学の週2回の講義の時間だけ。それを復習するようになってだんだん勉強のくせがついてきた感じ。
 学習効果としては、以前に比べると英文を読むことにかなり抵抗はなくなったものの、ちょっとした長文になるとくじける。
例えばこれだ。
All of them knew it and yet behind the obedient honeycoloured Latinate walls of Oxford coleeges,the medieval equivalent of the subversive samizdat press which bypassed Stalin's controls in Russia was organaised,and effectively.
などとやられるとたちまちに迷子になってしまい続く文章に身が入らなくなる。
文章を読むコツについてはわからなくても読み進めてしまい、全体でなんとなく理解するというのがあるし、言われてみれば日本語でもすべての単語の意味がわかってるわけでもないし、主語と述語を間違いなく把握してるわけでもない。
洋書案内の傑作『洋書ベスト500』でも同じことが書いてある。
ところが聞いてみるのとやってみるのとじゃ大きく違って、これがなかなか。
読み下せなかった文章はいつまでも心にひっかかり、先の文章を読み続けても上の空になってしまうという。
 で、対処としてはやはり最初から文章だけの本を読むのは難しいのであって子供が文を読めるように絵本から始めて、徐々に長文に慣らしていくものなのだそうだ。
で、実践してみて子供向けの絵本をちょっと読んでみたら確かに内容はわかる(あたりまえか)が、さすがに大人としては読んでてつらいものがある。
で、 ふと思ってずいぶん昔に一生懸命集めていた海外のビジュアルノベルを読んでみたらこれが割りといけるのを発見した。内容は大人向け(色んな意味で 笑)だし、文意を見失ってもそこは漫画なので、なんとなくわかる、という仕組み。

 ここからまた根本的な問題なのだが、実は英語の勉強をしている場合でないのも確かで、モデリングはやってないしプログラミングの勉強もおろそかになっている。
えてしてそれた脇道が楽しいのは人生の常なのだが、このままではただの勉強好きのおじさんになってしまう。
なんとか軌道修正をしないことにはと思うものの。

で、一応英語学習は本夏の放送大学の試験終了を期に一旦終了してあとは洋書などを読むことに限定していこうと思っている。その分をプログラミングと素体づくりに傾けていかなければ。
いや、プログラミングの勉強自体も止めておくべきなのかもしれない。
こういったところに迷いがあるのが、一人で考え一人でやっていくところの辛いところか。
かと言って誰かに助言してもらいたいわけでもないし。
迷っている間にいつの間に年齢を重ねてどうにもならなくなっている、という公算が大か。
みじめではあるが。