2014年4月27日日曜日

手描きが終焉したと思うこと。

 先日見た『アナと雪の女王』にはずいぶん感心したのだけど、もう手描きの漫画、アニメその他なんでもいいけど「お手軽」な手法に新味は残されてないと思った。
前回にも同じ事を描いたのだが、世界はデジタルという手法で新しい世界を切り開ききっており、そこで「昔ながらの」「伝統」の手法などを使ってても誰も見向きもしないだろうし、価値も生まれないだろう。無論、意味が無いとは思わないし作品として「ある」のは確かだし、もしかしたら後年「再発見」されることもあるとは思うが現世ではまず報われないであろうと思う。

 『アナと雪の女王』のキャラクターでは手書きでは追いつけない繊細な表現と力強さ、説得力が完全に備わっていてなおかつCGならではの氷や雪の美しい表現も加味されている。

 日本のアニメ業界も早く追いつかないと出遅れるばかりだろう。
とはいえ、相変わらず内向きの年寄りオタク向けコンテンツばかりがもてはやされる昨今、なにができるのかわからないけど。
 いわゆるオタク向けごたまぜイベントがやっているが内向き甚だしく、その代わりやたらと世界にむかっては攻撃的になってきている。具体的には書かないけど。
いまに精神的「爆縮」を起こしてしまうのじゃないかと。どんな形になるかわからないが。

 さて英語学習だが、やはり長文になると文意が掴めないことおびただしい。
さすがに途方に暮れなくもないのだが、やめるわけにもいかないのでなんとか続けたいと思っている。

 そして例の計画だが仕事が忙しいのもあいまってまったくの進捗ゼロだ。
時間配分の問題もあるが(英語学習ばかりに気がいってしまう)。

2014年4月22日火曜日

早いもので4月も下旬か。

 昨日『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』を見に行った。結論は見なくてもよかったような内容だった。演出ががんばっていたが、いかんせん話にエンジンがかからないまま。
しかし、アクションは見応えがあり、スカーレット・ヨハンソンの出だしの立ち回りにもグッとくるものがあった。女性というのはそこにいるだけで場が華やぐ。ただ「女」というだけで資源でありうることが、いまの女性の立場を難しくしているのだろう。自分の手にはあまる話なのでそれはここまで。

 消費税アップにもかかわらず人々の消費意欲は衰えることなく、まぁ、いいことなのだろうが、忙しいのが終わらなくてかなわない。早いところ申告をやっつけたいのだがタイミングが見えない。
65万円の控除どころではない、延滞金がかかってしまう。が、ただでさえ会計なんぞつまらないのに、申告会の担当の若い女性が大変にそりが合わないので余計に足が遠のくのだ。
文句を言うべきか、黙っているべきか……。

 関係の無い話なのだが最近はツイッターで作家の名前をつぶやいたりすると、エゴサーチで見つけてリプライを返してくれる作家さんが2人ほどいた。嬉しいけど、特にこちらは対話するほどの人間じゃないのでおそれ多くて返信もできないし、相手にとっても得るところはないだろう。
あくまでもこちらはお客さんなのだから、まじめに取り合っても仕方がないんじゃないかなぁ、とか。

 さて、進捗だが、困ったことにまったく、ゼロだ。
鋳造環境を整えようと思っていたがハードルが高いのでちょっと諦めかけている。
レジンでなんとかしたものか…。などと考えているのだが。
結局、レジンだと歪みが問題で、寸法精度のいい加熱レジンも今度は原型をワックスにしないといけないとかで中々考えがまとまらない。
どうしたものか。

 さて、あともう少ししたら時間に余裕ができると信じたいところだ。
それまでの辛抱というところか。


2014年4月12日土曜日

どうにもいけない。

 4月に入って暇になるかと思いきや、駆け込み需要の後は、後出し需要とでもいうのか、相変わらず忙しい。
 ところで放送大学で英語科目を勉強しているが、毎週かならず授業(放送だけど)があるのでわかろうがわかるまいが単元が進んでいく。
これが割りとありがたくて、事が運んでいってる気がする。試験で合格点に達するかどうかはともかく。いずれにせよ、単純な法則を学ぶよりも長文読解のほうが面白い勉強しがいがある。
NHK教育のバカバカしい英会話なんぞやってられるかというところ。
放送大学の英語科目のレベルを高めに設定した人の慧眼に恐れ入る。
とはいえ、なかなか英文読解はわかったようでいて訳文の正解を見ると案外わかっていなくて驚く。
いずれ英語に慣れることでしょう。アメリカ人はだれだって話してるんだから。

 それはともかく「計画」がすすまない。
理由は明らかで、
「設計→3Dプリント→鋳造」
という一連の工程、特に「鋳造」の工程が完成しないからだ。
実に困った。設備投資すればいいだけの話なのだが、なかなか一歩が踏み出せない。

無論、その工程が終わったあとにも未解決の問題が山積している。
思いつくだけでも
1,別部分の関節の構造
2,軟質素材について
3,軟質素材の強度
4,硬質部との結合
などなど。

本当に生きているうちに考えていることが実現できるのか気が遠くなる。




2014年4月7日月曜日

失意のゼロ年代

 最近、2000年前後の事をよく思い出す。
90年代後半になんだかうまく行かなくなって2000年を迎え、失意の時間を過ごすことになった。
が、決して楽しくなかったわけでなく気負いが無くなって気軽に生きていたのも確か。
仕事もしんどいわけでもなかったし、お金にすごく困ったわけでもなかったし、親しい人たちと映画を見たり、飯を食べたり。最近話題の『ヤンキー経済』の若者そのものの行動だったと思う。
夜に車でほんの近場へ遠出するのが楽しかったり。

それは実は今でも変わりは無いのだが、知人の結婚や不景気、寄る年波とでもいうものがジワジワと侵食してきて以前ほど楽しくは無くなってしまった。
祭りの日々が終わったというか。

病気知らずだった自分もどうも循環器系統が怪しくなって節制はしているものの不安が胸をよぎることが無いでもない。
こうなってくると、思い切り楽しめなかったりすること(も)あるのも確か。

それはともかく、ゼロ年代はそれなりに楽しかった。
私生活も食べたいものを食べ、飲みたいものを飲んだしアニメも映画も面白かった、面白く感じられた。今考えてみるとずいぶんと幸せだったのじゃないかと思う。
夜に車に乗って南大沢や新百合ヶ丘方面へ走るのはずいぶんと気持よかった。


ただ後半になって不景気の波で毎日がどんよりしてきたのも確か。
仕事も少なくなってきて気分も下向きにった。
しかし人生とは良くしたもので、なぜか成り行きで2010年に学校に通うことになった。
これはかなりのエポックメイキングで日々に張りが出てとても楽しかった。
正直、歯科技工士の学校なぞそんな難しいことをやるわけではなかったのだが、思ったより勉強できるじゃないか、という。
子供の頃から勉強が出来ないのには自信があったので、まったく面白かった。
ま、前回のブログでも書いたがろくでもない教師が多すぎたのかもな。
それはともかく気分が変わったことで世界が開けたのは確か。

周りの友人にも薦めたいのだがいかんせん金がかかるし、楽しくなかった場合の保証もできないので難しい。またこれは別の機会に。

英語の勉強に関しては着実に進歩してると思っている。
英文まる覚え法はしんどいが、かなり有効とみた。

 さて、進捗だが、まったく。
仕事が忙しいのもあるが鋳造環境とCGモデリングをどう噛み合わせたらいいのか、とっかかりが見えない。イタズラにZbrush等でモデリングをしてみても、宙ぶらりんになるだけだし。
それにデイジョブが妙にたてこんで、身体もしんどくなってきている。
そろそろ落ち着くとは思うのだが。