2014年8月16日土曜日

沈む舟にのっていればやはり自分も沈むのかもしれない。

 大石哲之氏という、ツイッターの発言でちょっと注目してる人がいる。
詳しいことはわからないが経済に明るく、なるほどと思う発言が多い。
その人によれば日本が再び「力」を取り戻すのは2030年あたりなのじゃないか、古い人達が死んで人材が入れ替わらないとムリなのじゃないかと言っていた。つまり財政破綻もしくは戦争等の大きなカタストロフがあって、それから後に良くなるのだという。
自分は底辺層の人間なので、しかとはわからないが確かにその通りかもしれないと思う。今の日本はまるで人を見張って、失敗して転ぶのを喜んで見ているような世相だ。価値を創出しようとしてもどこからか誰かが足を引っ張り、たちまちのうちに「芽」が消えてしまう。

 現在、近所に住む精神障害者をめぐって「人権」だの「個人情報保護」だの二言目にはそんな単語を聞かされる毎日で、こんなことに足を取られていたら何も出来ないじゃないかと憤る事が多い。
あまりに「弱者」気を取られすぎなのじゃないか、と思う。
これではまるで100mを9秒で走ることのできる人間が車いすを押すためにトラックでのろのろ歩いてるようなものだ。

 確かにアメリカの貧富の差は深刻だと思うが日本みたいにみんな一斉に貧しくなっていってはどうしようもないだろう。
今だとベトナムあたりに行けば、安い物価でなかなかの暮らしができるのだという。
経済も上向きで人々の気持ちも明るいらしく、そっちに行けたらどんなにかいいだろうと夢想する。
無論不自由なことも多いだろうが。
とはいえ、親の面倒もあるし、猫もいる。猫は連れていけるかもしれないが、年老いた親はさすがにムリだろう。

 無論、諦めているわけではないがみんなで溺れていく舟に乗っていて自分だけなんとか助かろうというはさすがに難しそうだとちょっと暗澹としてきたところだ。

 それにしても近隣の精神障害者の23歳の女性だが、考えてもみればなんとも哀れだ。
幻聴にとらわれて、ひたすら向かいの家に向かってあらぬ罵詈雑言を繰り返す姿は滑稽を通り越してナショナリズムに脳を侵された日本人のようだ。こんな人間が出来ることは、ひたすら周囲の人間に迷惑をかけ続けることだけという。人権も結構だが、治療するなり、することをしてから主張してもらいたいと思う。