2014年2月23日日曜日

人工筋肉とガラカー

車の話題。
根本的に車に興味は無く、モーターサイクル好きな方々の気持ちがわからない。
で、テスラのモデルS。
http://gigazine.net/news/20131121-tesla-model-s-tms2013/
欲しいですな。年収一千万超えてたら買う(とてもじゃないが超えないw)
いわゆる電気自動車なのだけど出来がまるで違う。
日本の「なんだか一般向けのやすっぺー電気で動く車」
と一線を画す出来。
EVというだけでなく全体をまとめ方がうまい。
ディスプレイのコンソールであるとか、車のデザインも破綻なし。
航続距離も400kmくらいはいくらしい。
また充電設備を無料で設置する予定という。
日本の車産業はあっという間に衰退するかもしれない。

燃料電池車など、一体なんのメリットがあって大金を投じているのか。
水素なんて取り扱いが難しそうなのは素人考えでもわかりそうなものだし。
電気か空気圧搾で十分動力として問題無いじゃないか。


日本のものづくりに何が足りなくてああなってしまうのかわからないのだが嫌な予感しかしない(日本人にとって)車の登場だと思う。

数年後には「ガラカー」とか日本の車は言われてるのじゃないか。

人工筋肉について。
どうも日本ではロボット開発を志向する方々からまったく人工筋肉の話題が出てこなくて大変に不安なのだが、ロボットが人間社会に役立つには間違いなく人工筋肉の実用化が必要。
モーターやギアでは人間の代わりを務めるようなロボットは完成しないと言い切れる。
映画『アイ・ロボット』を見るまでもなく普通に考えれば当たり前のことだと。
今、Googleがロボットベンチャーをやたら買収してるがどこを目指しているのか。。
人工筋肉の実用化を考えていたら大変に恐ろしいことになると思うがさすがにそれはなさそうな雰囲気。

で、下記の記事。
http://gizmodo.com/muscle-made-from-fishing-wire-is-100x-stronger-than-you-1527241129
釣り糸をよじるとコイル状に丸まっていくが、それに温度変化を加えるとなんと伸びたり縮んだりするらしい。これは今までのやたら小難しい貴金属を触媒に使ったりニッケルチタンなどと扱いにくい金属を使うよりよっぽど安上がりで実現性が高いかと。
アメリカのテキサスだかのレイ・バーマンという博士の研究所で思いついたものらしいが。
アイデア自体はほんとに子供の手慰みから始まったようなバカバカしいアイデアだが、まったくびっくりするような結果だと思う。
この発見の凄さにみんなに気づいて欲しいような欲しくないような。