最近、2000年前後の事をよく思い出す。
90年代後半になんだかうまく行かなくなって2000年を迎え、失意の時間を過ごすことになった。
が、決して楽しくなかったわけでなく気負いが無くなって気軽に生きていたのも確か。
仕事もしんどいわけでもなかったし、お金にすごく困ったわけでもなかったし、親しい人たちと映画を見たり、飯を食べたり。最近話題の『ヤンキー経済』の若者そのものの行動だったと思う。
夜に車でほんの近場へ遠出するのが楽しかったり。
それは実は今でも変わりは無いのだが、知人の結婚や不景気、寄る年波とでもいうものがジワジワと侵食してきて以前ほど楽しくは無くなってしまった。
祭りの日々が終わったというか。
病気知らずだった自分もどうも循環器系統が怪しくなって節制はしているものの不安が胸をよぎることが無いでもない。
こうなってくると、思い切り楽しめなかったりすること(も)あるのも確か。
それはともかく、ゼロ年代はそれなりに楽しかった。
私生活も食べたいものを食べ、飲みたいものを飲んだしアニメも映画も面白かった、面白く感じられた。今考えてみるとずいぶんと幸せだったのじゃないかと思う。
夜に車に乗って南大沢や新百合ヶ丘方面へ走るのはずいぶんと気持よかった。
ただ後半になって不景気の波で毎日がどんよりしてきたのも確か。
仕事も少なくなってきて気分も下向きにった。
しかし人生とは良くしたもので、なぜか成り行きで2010年に学校に通うことになった。
これはかなりのエポックメイキングで日々に張りが出てとても楽しかった。
正直、歯科技工士の学校なぞそんな難しいことをやるわけではなかったのだが、思ったより勉強できるじゃないか、という。
子供の頃から勉強が出来ないのには自信があったので、まったく面白かった。
ま、前回のブログでも書いたがろくでもない教師が多すぎたのかもな。
それはともかく気分が変わったことで世界が開けたのは確か。
周りの友人にも薦めたいのだがいかんせん金がかかるし、楽しくなかった場合の保証もできないので難しい。またこれは別の機会に。
英語の勉強に関しては着実に進歩してると思っている。
英文まる覚え法はしんどいが、かなり有効とみた。
さて、進捗だが、まったく。
仕事が忙しいのもあるが鋳造環境とCGモデリングをどう噛み合わせたらいいのか、とっかかりが見えない。イタズラにZbrush等でモデリングをしてみても、宙ぶらりんになるだけだし。
それにデイジョブが妙にたてこんで、身体もしんどくなってきている。
そろそろ落ち着くとは思うのだが。